つくし

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 桜満開の日曜日。お花見日和でしたね。

 わかっていながら、今日は朝からぼーっと考え事。これではいけないと部屋の掃除。気がつくと時間がたっていて、明日中学の入学式を迎える娘と買い物へ。

 車を走らせていると、もう桜の花びらがまっていました。

 あーあ。・・・実は、ダメなのです。昔から。咲き始めから七分咲きまではいいのですが、満開、そして散り始め、葉桜、この頃になると身の置き所がないというか、切ないというか、不安というか。なんなんでしょうか。桜はサイクルが早いので、咲き始めると、どきどきしてしまいます。

 花を愛でる。日本人は昔から桜には特別な思いがあったのでしょう。

 その潔さがこの民族の気質にあっていたのでしょうか?

 年々、人ごみが苦手になってきたせいかもしれませんが、今年はひっそりと。春を・・・

 で、昨日、ご近所のお友達からいただいた土筆を今晩は食卓に。

 ご主人が神戸のご実家近くで採って来られたとのこと。ここしばらく口にすることがなかったので、どうやっていただこうかと考えましたが、「うけのいい」卵とじに。

 はかまを取ったり、ゆでたりと下ごしらえに手間はかかりますが、いざ出来上がると、そのほろ苦さがなんともいえません。

 気がつくと、つまみ食いですべて無くなっていました。(驚)

 田舎育ちなので、つくし、よもぎ、わらび、イタドリ、よく採りに行って食べました。

 とくにわらび採りの腕前はプロ級。いつまでも、どこまでも採り続けていました。

 自然の恵み、ありがたいですね。

 暦は清明。夏のきざしが出始める頃と言われています。虹がはじめて見られるのもこの頃とされています。

 どうぞ、清々しい時間を。